春は、出会いと別れの季節です
4月12日(月)午後から、
退職や転任のため、ひびき高校を4月から離れることになった先生方をお招きし、
「離退任式」を実施しました。
密を避けるため、全生徒に体育館に集まってもらうことはできませんでしたが、
対面とリモートで、本校を離れる先生方からお言葉をいただきました。
新天地でのご活躍をお祈りしています!
・・・と、ここまで読んでいただいて、
他の多くの高校と違うところにいくつか気付かれた方は、
非常に鋭い方です。
これが、ひびきスタンダード
①生徒が私服
見た目でいちばん分かりやすい点が、これです。
生徒は自らの意思で、学校生活に適した服装で登校します。
髪型や髪の色も自由です。
ただし、始業式などではスーツで登校するなど、
TPOに合わせた服装を心がける生徒が多くいます。
②離退任式を行う時期が遅い
福岡県立高校のほとんどは基本的に学校暦が統一されており、今年度は
4/6始業式、4/7入学式、4/8離退任式 が一般的です。
が、本校の行事日程は、
4/8始業式、4/9入学式、4/12離退任式 と、2日遅れです。
なぜ遅いのか?という疑問には、後日あらためてお答えします。
③離退任式を午後からやっている
学校行事って、ふつう午前中に行うイメージがありますよね。
本校では、13時ごろから実施するケースが一般的です。
なぜでしょうか?
本校は三部制高校で、
午前部(Ⅰ部)、午後部(Ⅱ部)、夜間部(Ⅲ部)に分かれています。
生徒全員にとって最も都合のいい時間帯が、午後からだということです。
※ただし卒業式など、午前中に実施する行事もあります
多様性と違和感に慣れる
「高校には、制服を着て登校するのが普通」
「高校には、朝から登校するのが当たり前」
そんな「普通」「当たり前」が、本校では違います。
他校から転勤してきた教員は最初は戸惑いますが、すぐ慣れます。
バッチリメイクで髪を金色やピンクに染めたりパーマをかけたり、
卒業式にはまるで成人式のような服装でやってくる生徒もいますが、
それらの生徒もたいてい授業には真面目に出席しますし
大学などにもどんどん進学していきます。
一般企業に就職していく生徒も多数です。
この日ステージに立った、離退任された先生方の挨拶の中にも、
本校の「普通とは違う」「当たり前とは違う」特長について
言及された方が何人もいらっしゃいました。
他校に転勤してあらためて分かる、ひびき高校の良さがあるのです。
もちろん、全日制普通科高校にはそれ相応の良さがあり、
専門高校にもそれ相応の良さがあり、
夜間定時制高校にもそれ相応の良さがあります。
ただ、それらの高校のどこにもない良さが、ひびき高校にはあります。
ひびき高校は、いったい何が違うのか?
良いところは大々的に、
あまり良いとはいえないところは控え目に(そりゃ正直あります)、
このブログで、順次お伝えしていきます。お楽しみに。